小児アレルギー科
- 当院では、一般小児科以外にも井口正道医師の専門である小児アレルギー疾患の診療を行っております。
 - 気管支ぜんそくはもちろん、食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などの患者さんもお気軽にご相談ください。
 - アレルギー疾患の診療は感染症などの急性疾患と比べて、診察に時間がかかります。
 - 特に初めての患者さんに対しては、問診や病気の説明に十分な説明や指導を行います。
 - また必要に応じ検査などもありますので待ち時間がないよう予約制としております。
 - 一般外来の診療中にアレルギーの疑いがみられた場合などは改めて初診外来の予約をお取りします。
 - 初めてアレルギー疾患で受診される方は診療時間内に電話にて(048-941-8686)予約を受け付けております。
 
乳児アトピー性皮膚炎と食物アレルギー
- 乳児期のアトピー性皮膚炎や難治性の湿疹は食物アレルギーが原因となっているケースがあります。
 - このような例では、なるべく早い時期に受診していただき診断をすることで、その後のフォローが容易になります.
 - 乳児期でも必要に応じて皮膚テストや血液検査(RAST検査)などを施行して食物アレルギー診断の”てがかり”としますが、確定診断には食物除去試験や食物負荷試験が必要になります.
 - 当院では食物除去試験や食物負荷試験*を行い必要最小限の食事制限のみを行います.
 - また食物除去が必要になったお子さんには、栄養士による栄養指導を行っています.
 - 食物負荷試験は入院施設のある病院への紹介が必要になることもあります
 
食物アレルギーと診断され食物除去をしているお子さんへ
- 皮膚テストや血液検査(RAST検査)の結果のみを理由に食物除去を指導されているお子さんの中には、実際には摂取可能な方がいらしゃいます.
 - 摂取可能か不可かは食物負荷試験の結果のみで判断されます.
 - 食物除去が長期にわたり困っているお子さんは一度ご相談ください.
 - また園や学校に提出する生活管理指導書を発行いたします.
 - 関連リンク 食物アレルギー研究会
 
スギやダニによるアレルギー性鼻炎および花粉症に対する舌下免疫療法
- 当院ではアレルギー性鼻炎や花粉症のお子さんに対して舌下免疫療法を行っています。
 - 対象はダニによる通年性アレルギー性鼻炎とスギ花粉による花粉症で6歳以上の患児
 - スギ花粉症の舌下免疫療法は6月から12月の期間に開始できます。
 - ダニに対する舌下免疫療法はいつからでも開始できます。
 - 希望の方はまず小児科を受診してください.治療の説明や注意事項を説明した後にアレルギー外来の予約を受け付けます
 
治療は3年から5年の長期間にわたります。
1か月毎の定期受診が必要です。
重篤なアレルギー反応(アナフィラキシー)を起こすリスクがありますので、初回は院内で内服していただき30分は院内で待機していただきます。
治療開始前に皮膚テストを行います。抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤を内服している方は受診日72時間前から内服を中止して来院してください。皮膚テスト陰性の方は適応外になります。
 
関連リンク アレルゲン免疫療法ナビ
